ハイテンション?

英語が母国語の人にとって一番難しい日本語は何でしょう?

漢字?尊敬語?はたまた文法やことわざ??
正解はカタカナ!!!


私たちからすると英語からきた言葉をカタカナで使うことが多いので簡単じゃないの?と思いがちですが、書き方からアクセントのない発音、また意味を間違えたまま浸透してるカタカナ英語もあったり、とにかく難解だそうです。

そこで、よく使うけど通じてないかも!?というカタカナを紹介したいと思います。
・テンション
よく「今日ハイテンションなんだ!」と楽しげな雰囲気で使いますよね。
英語で書くとhigh tension…高圧な状態?それとも緊張してる?
少なくとも楽しさは全く伝わりません。
日本語を十分に話せる方でも「tension高い」と聞くとすごく緊張してる?大丈夫?と心配してしまうかもしれないのでご注意を!
hyperやexcitedがオススメです。
・イメージダウン
イメージ!?と聞かれるとダウン!!と叫んでしまうBO●WY好きの私を含めた氷室ック世代のあなた。
それ通じません!!
イメージはアップしたりダウンしたりしないので
正しくはdamage one’s image
よくなる場合はimproveを使います。
・ナイーブ
「彼女はナイーブだ」と繊細で傷つきやすい人を説明する時に使いますよね?
naiveも人の性質を表す言葉なので通じますが、とんでもない誤解をされてるかもしれません。
naiveには「純真な」という意味もありますが大体は「騙されやすい、世間知らずな人」と悪い方の意味で使うので
「私ナイーブなんだよねー」とか言っちゃうと

(おい…こいつ頭大丈夫か…しっかりしろよ)

と思われかねません。
sensitiveなら我々の思う繊細さが伝わりそうです。
そんなナイーブな日本人のイメージがアップすることを願いつつ、ノートパソコンでブラインドタッチしながら書いてみましたが
先ほどエアコンのリモコンの電池が切れたのでコンビニに買いに行ったら、ヤンキー兄ちゃんが女の子にベタベタスキンシップしつつ猛烈アタックしてて、それをサラリーマンがボールペンで撃退したのでこれが本当の「ペンは剣より強し」だと思いました。

…まぁ嘘なんですけどね。

以上、それ通じない!カタカナ講座でした。

ナイーブ→sensitive
イメージアップ→improve one’s image
ノートパソコン→laptop computer
ブラインドタッチ→touch typing
エアコン→air conditioner
リモコン→remote
コンビニ→shop(convenience storeよりファ◯マとか店名の方が通じたりします)
ヤンキー→badかnaughtyにboy/girl
スキンシップ→physical contact
アタック→approach
サラリーマン→businessman
ボールペン→ballpoint pen(イギリスではbiroというメーカー名でも通じそう)

蛇足ですが

ペンは剣よりも強し→The pen is mightier than the sword